治験バイトのよくある質問【Q&A】
治験に参加する際に気になる疑問をまとめ
年間で20万円以上の協力費を貰わなければバレません。
というのも年間に給与の他に20万円を超える所得がある場合は確定申告をしなければなりません。
その結果、他の従業員のとかかる税金が変わるため会社の給与の他に所得が得ているとバレてしまうのです。
税金が掛かる可能性があります
治験の軽減負担費(協力費)の受取方法は、手渡しまたは口座振込など案件によって異なります。
手渡しだから、いくら貰ったとしても税務署にはバレず確定申告をしなくても大丈夫と思っている方は脱税なので気をつけましょう。
注意点として「給与所得および退職所得以外の所得の合計額20万円超の方」は確定申告の必要がありますが、逆に20万円以下なら、振込でも手渡しでも申告の必要はありません。
治験により受け取った金額が20万円以下であっても他の副業収入と合算して20万円を超えた場合は、確定申告が必要になるので注意しましょう。
納税を怠れば罰則があるため確定申告は必ず行うようにしましょう。
副業や短期治験モニターなら20万超えることはないかもしれませんが、
長期入院タイプの治験で謝礼が高額になり20万円を超えるでしょう。
その場合は交通費などがあれば必要経費として収入から控除できます。
例えば報酬額が20万円だとしても、交通費などの領収証があれば経費にして収入額を20万円以下に抑えることができます。
学生でも参加することは可能です。
治験募集サイトなどを見ていると健康な成人男性を対象とした臨床試験が多いため、成人のみのイメージがありますが、小児向けの治験もあるので年齢的な制限があるわけではありません。
ただし、未成年者の場合、治験に参加するには親の同意・署名が必須となるので、一人暮らしの大学生は注意しましょう。
未成年だとしても負担軽減費は成人やフリーターと変わらず同額です支給されます。
残念ながら存在します。
健康な成人男性を対象にした治験で2016年にフランスで起こりました。
新薬の治験で被験者1名が死亡、5名が何らかの神経系合併症を起こしたそうです。
そして、日本でも2019年6月に製薬大手エーザイ(東京)が開発を進めていたてんかんの治療薬の治験に参加した健康な成人男性が、薬の投与を終えて退院後に電柱から飛び降りて死亡しました。
男性は退院してから死亡するまでの間に、治験を受けた医療機関を再度訪れ、薬を投与後の入院中に幻視や幻聴があったと訴えていたそうです。
この治験は2017年から健康な成人男性118人を対象に実施されていましたが、この治験薬の類薬である同社(エーザイ)のフィコンパ(一般名:ぺランパネル)には自殺企図(自殺を企てること)の副作用があること。
また、この20代の男性は治験薬の投与前に上記のような症状や自殺リスクがなかったことなどから、治験とこの死亡事故との因果関係を否定できないとの調査結果を発表しました。
厚生労働省によると、日本国内での健康な被験者の死亡例は記録が確認できた2013年度以降、報告されておらず、極めてまれな事故。
その為、確認できる範囲では、これが日本で初めての新薬の治験による死亡例とも言えるでしょう。
刺青やタトゥがあっても参加できる治験はあります。
ただし、参加される治験の種類、刺青・タトゥの位置や数などによってはご参加できない場合もあります
タトゥの有無、位置や数による治験参加可否の判断は、治験が実施される医療施設によって異なりますので、治験実施施設や募集会社に確認されることをお勧めします。
・治験の種類、タトゥの位置、数などにより医療施設が判断を行います
A病院はタトゥの有る方の参加を一切認めない。
B病院は集団生活に支障をきたさない範囲であれば参加を認める
といったケースもあります。
・大きなタトゥ(刺青)は集団生活の観点から参加できない事が多いです
健康成人を対象とした治験では大半が医療施設での宿泊を伴うものとなっており、必然的に見ず知らずの人たちとの集団生活となります。
採血や各種検査などで治験参加者同士の肌を目にする機会も多く、大きなタトゥがあると恐怖を感じる方もいます。
このような集団生活の観点から医療施設側で大きなタトゥがある方の治験参加を制限している場合が多いです。
・「貼り薬」「塗り薬」等の治験ではタトゥ(刺青)があると参加できません
「貼り薬」や「塗り薬」の治験では皮膚の状態などを検査する必要があり、薬を塗布する箇所にタトゥがある場合は参加することができません。
飲み薬の治験においても採血する箇所(腕等)にタトゥがある場合、
参加できない場合が多いです。
また、他の場所であっても正確な皮膚の状態確認を行うにあたり確認が行いづらくなるため
タトゥ(刺青)がある方の治験参加は難しいのが現状だと思ってください。
検査内容によって変わりますが
入院中は食事は漬物まで含めて完食する、好き嫌いを理由に残してはいけない。
外出禁止。メイクは禁止。マニキュア、ジェルネイルなど。
ネイルに関しては体調を崩した際に、爪の色を観察しなくてはなりませんし、体内の酸素量を測るセンサーを取り付けるため、爪に色や装飾があると正確に測定できません。
いざという時に健康状態をチェックしなくてはならない為、入院前に必ず除去しなければなりません。