悪徳・裏ビジネス

NO-VAアフィリエイト(FLM フューチャーリンクマルタ)実態と退会方法

最近、フューチャーリンクマルタの記事がよく閲覧されるようになったので何かあったのかな?と思い少し調べてみたところ、どうやらまた活動が活発になっている?模様なのでまとめてみました。

ちなみに私が勧誘の話を実際に聞いた時は3、4年前の話なので今とは少しやり方を変えているようですが本質的には同じだと思います

良かったらその時の記事もこちらからどうぞ

NO-VAアフィリエイト(フューチャーリンクマルタ)とはなんぞや?

フューチャーリンクマルタとはオンラインカジノのアフィリエイトで広告収入を得て稼いでいるグループらしいです、オモテ面はですけど

実際のところはマルチ商法で稼いでいます

本拠地は海外にあって、ちゃんと日本の監査が仲介で入っているからオンラインカジノは違法じゃないよとの言い分です。

じゃあ、その監査している会社だか団体だか知らないけどその名称と認可証みたいなの見せろって思いますけどね

ちょっと前のニュースで違法漫画アップロードしていた「星のロミ」とい漫画違法サイトの男性がフィリピンで逮捕されましたし、このカジノ案件も本拠地を海外にあるってこと自体がもう怪しさ満点ですね。

そしてNO-VAアフィリエイトで稼ぐための方法というのが・・・

昔のビジネス内容

オンラインカジノをいろんな人に広めましょう!
いろんな人に紹介して広められたら報酬あげますよ!

オンラインカジノのオーナーになりましょう!
入会金は1500ユーロ(日本円でだいたい20万)

私が前に説明された時はこんな感じの内容だったのですが、今でも根本は変わらず日本にもカジノができるしIR法ができたし、オンラインカジノの時代来るからやるなら今だよ!って煽って勧誘してきます。

現在のビジネス内容

ファースト会員、ビジネス会員(入会費20万)になって稼ぎましょう

LINE@グループにてコンサルします
講習を受けたりノウハウとか勧誘の情報を配信されます

っといった感じで手法を少し変えたようです

どうやら会員になってLINE@の講習を受けて20日間経つとエキスパートサイトとかいう凄いアプリが貰えるらしいです。

なんと!そこには全ての情報が詰まってるんですって!ワクワクしますよね!

でも、ここで気をつけて欲しいのはクーリングオフ制度の期限が20日以内行わなければならないんですよね

つまり、本当の狙いはこのプレミア情報をエサに囲い込んで返金できる期間が過ぎるまでの時間稼ぎしてるんです。

 

契約してしまった時の対処法

もし、お金を支払ってしまった後にやっぱり辞めたいと思ったら証拠がなければなりません。

対処法としては

  • 録音など証拠になるものがあると良し録画や録音による外部への発信は罰金があるとか脅してきますが知るかッ
  • 入会して20日は過ぎてしまったがクレジットカードの引き落としが行われていない場合には、クレジットカード会社に引き落とされる前に止めてもらう。 
  • 直接、会員サイトのお問い合わせフォームから退会手続きの連絡を入れるのがベストですが、多くの人が対応が遅かったりログインできなくなったり対応が雑なようです。手続きを遅延されたりする恐れがあるのでチンタラしてるようでしたら警察に届け出すぞって言いましょう。
  • あまりにも対応してくれないようでしたら消費者センターへ電話し、上記の経緯を説明して、振り込んだ明細を持って銀行で振り込みを停止する手続き(組戻し)を取りましょう。

組戻しするためにはNO-VAアフィリエイト(フューチャーリンクマルタ)に対して一括支払いしたカードの支払停止抗弁書を提出したいことをカード会社に連絡し支払停止抗弁書を作成してもらいます。

 

消費者センターに電話するときは

消費生活センターに相談する際には、具体的な詳細を伝える必要があるので、詳細をまとめてから連絡するといいでしょう。

例)

・どこで?→SNSを通じて勧誘された

・いつ?→何月何日にここの住所の建物で説明を受けた

・誰に?→〇〇という名前の人に説明された

・会員サイトの初回アクセスの日付

・相手とのやりとりのメール、相手のID(インスタ等

などのNO-VAと関係のあるやりとりのスクショなど証拠になる武器は全て活用しましょう

支払停止抗弁書

消費者センターへ電話し、上記の経緯を説明すると、振り込んだ明細を持って銀行に行き振り込みを停止する手続き(組戻し)をしましょうと案内されるでしょう。

組戻しするためには支払停止抗弁書の提出が必要になります

支払停止抗弁書の記載事項と例しましては

「お申出の内容」の概要

・「解約の申し出に応じてくれない」

・「クーリングオフ、中途解約の対応をしてくれない」

・「オンラインカジノ案件でNO-VAアフィリエイトの被害にあいました。」

勧誘された時に言われたこと(言われた通りに詳しく書面で契約していないことも記載

 

例)

「誰でも簡単に稼げる、先輩が手厚いフォローしてくれるから大丈夫と説明を受け、カードで一括払いをしました。概要書面、契約書面、どちらも交付されていません。」

「NO-VAより、クーリングオフの対応できませんと回答がありましたので、調査をお願いします。なお、本件につきましては、消費生活センターに相談しています。」

といったような内容を記載していただきカード会社に提出します。

「支払停止抗弁書」の発行の仕方は会社によって違うので支払ったカード会社で調べてみてください

特定商品取引法

第三十七条 連鎖販売業を行う者

そもそも、FLMがやってるビジネスはいわゆるマルチまがいであって、マルチ商法は自体は違法ではないです。ただ、色々なルールを守る必要が有ります

特定商品取引法の中に必要事項を記載した書面の交付(法第37条)があります。
これは消費者に対し契約を締結するまで(概要書面)契約締結時(契約書面)2回、法律に定める事項を記載した書面を交付しなければなりません。

第三十七条 連鎖販売業を行う者

(連鎖販売業を行う者以外の者がその連鎖販売業に係る連鎖販売取引に伴う特定負担についての契約を締結する者であるときは、その者)は、連鎖販売取引に伴う特定負担をしようとする者(その連鎖販売業に係る商品の販売若しくはそのあつせん又は役務の提供若しくはそのあつせんを店舗等によらないで行う個人に限る。)とその特定負担についての契約を締結しようとするときは、その契約を締結するまでに、主務省令で定めるところにより、その連鎖販売業の概要について記載した書面をその者に交付しなければならない。

連鎖販売業を行う者は、その連鎖販売業に係る連鎖販売取引についての契約(以下この章において「連鎖販売契約」という。)を締結した場合において、その連鎖販売契約の相手方がその連鎖販売業に係る商品の販売若しくはそのあつせん又は役務の提供若しくはそのあつせんを店舗等によらないで行う個人であるときは、遅滞なく、主務省令で定めるところにより、次の事項についてその連鎖販売契約の内容を明らかにする書面をその者に交付しなければならない。

長いのでカットしてますが大事なことは書面交付で説明されているかどうかです。

契約するにあたってしっかり事前に書面にて説明して契約時にも書面はあるか

NO-VAアフィリエイトやフューチャーリンクマルタの場合は契約書など無く

「はい、じゃあ、すぐココの口座に入会金を振り込んできて」っていうスタンスだったのではないしょうか?

その時点でマルチ商法としてはアウトなのは分かります。

実際のケース1

3週間(21日)のお試し期間があり、お試し期間が終わる頃にどれぐらい自分が稼いだのかを知れるのと、その際に続けるか続けないかを決めれますと言われた。

「3週間に立ったら連絡が来て教えていただけるんですよね?」と聞いたところ

「そうです」と言われました。

なのに3週間お試し期間が過ぎても連絡が来ず、どうなっているのかを聞いたところ続ける事になってますと言われました。

最初に言っていたことと違い、お試し期間の時に辞めるとなればクレジットの支払いの金額も返金できると言われました。

ですがもうお試し期間も過ぎているので返金は難しいと言われました。21日を過ぎてるため返金できませんの一点張り

問題は返金可能期間の21日を超えてしまったということですね。

しかし、この契約って書面で交わしましたか?

もし、返金可能期間が過ぎてると言われたら強気に

NO-VAさん、もしかしてだけど契約書面がないとかないよね?

会社は海外にあるからは通用しないよ?

日本国内の事務所で契約した場合は日本の法律が優先されるからね?

特定取引法の連鎖販売取引に基づいて、本来なら事前に概要書面契約時は契約書面を消費者に交付することが必要なはずだけど。それがない場合、連鎖販売取引法第37条を違反します。

さっきの法律にある、”契約書面を受け取った日から20日間クーリングオフできる”だからね?書面なんか受け取ってないけど?

NO-VAの規約だと、登録して21日以内の退会なら返金できるってかいてあるけど書面契約じゃないから日本の法律適用される、つまりそっちの21日以内ってルール越えても大丈夫になるよね?

契約書面がない場合は、事業者から商品を受け取らない限り20日過ぎてもクーリングオフ可能だよね

っといった感じで、no-vaは契約書面がないので20日過ぎてもクーリングオフ可能です。

実際のケース2

NO-VAというアフィリエイト会社にバンドルカードとクレジットを使って支払いをしたのですが、やはり退会しようと思って退会手続きをしたら先にバンドルカードの方は返金されました。

ですが返金された額が6000円程少ないのですが、この6000円程はどこに消えたのでしょうか?
クレジットの方はまだ取り消されていないようですが、こちらはクレジット支払い分しか取り消されないはずなので気になっています。

もしこれがクーリングオフ期間外で一回でも口座から引き落としされてしまったら、その分消えてしまう可能性があります。

返金制度があるとはいえ、決済時と返金時でユーロの為替が変わってしまったら、ユーロから円にするときのレートで返金額が変わりますし、決済時に払った額より下回った状態で返金されることもあります。

例えば、決済時は1ユーロ100円でした、でもクーリングオフをした時の1ユーロが95円に下がってましたとなると、その分だけ返金額が減りますね。

しかし、そんな数日の5円も下落するなんて稀でありえないので、あってもそこまで大きな損失になることはないので安心して下さい。為替差益と両替手数料だと割り切りましょう。

まずはクレジット会社に振り込みを停止する手続き(組戻し)をすぐ行いましょう。

オンラインカジノって儲かるの?

そもそもの話なんですけど、カジノができるからオンラインカジノも需要が増えてこれからブームが来るよ!という勧誘してくる悪い大人がいます。

巷で耳にするIR法ってカジノのための法律ではなく、勘違いしている方が多いのではないでしょうか?

カジノについて知りたい方はこちらからどうぞ

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