せどりのメジャーな仕入れ先として家電量販店、おもちゃ屋、ディスカウントショップなど色々挙げられます
ただし、その店舗の場所が繁華街で交通のアクセスが良かったり、駅近であったりすると他のせどらーにもリサーチされ済みでいい商品がなくなっている可能性がある
現に、私が池袋でリサーチをしていて他のせどらーとマッチングしてしまうことなんて意外とよくあります。
ライバルせどらーが店舗の全ての商品をリサーチして回収するなんてことは不可能ですから、何かしら利益が取れる商品が残っているかもしれませんが、あるか分からないお宝を探すその時間が勿体無いですよね
なのでライバルが少ない自分だけが知っている穴場店舗や仕入れや値引き棚卸などタイミングを何度も何度も通って知ることで他のせどらーより一歩有利に行動することができます
また、その店舗の特徴や客層など分析しておくことが大切になってきます
自分の活動地域の特徴を知る
私がせどりを始めて最初に行ったことはとりあえず自分がよく行くお店の客層や商品ラインナップの調査をしました。
・都内、埼玉など家から近めにあるドンキでリサーチ&仕入れを行い、お店の特徴や商品ジャンルごとのコーナーの広さや規模感などを把握
(例:おもちゃコーナーの仕入れの広さはどれくらいあるか?仮面ライダーやリカちゃんのような商品は仕入れているか?)
例えば、ドンキホーテ後楽園店 はおもちゃコーナーが充実しています。そこの近くには遊園地がありヒーローショーなどのイベントが行われたりしてファミリー層が多く、周辺地域は学校が多く存在する住宅街である。
そのため、わざわざ大きな駅のおもちゃ屋さんへ行かなくてもドンキでおもちゃの買い物を済ませることが出来ちゃうんです
逆にドンキホーテ高田馬場店 はどうでしょう?あそこはおもちゃは一切仕入れていなく、こじんまりとパーティーグッズコーナーしかありません。
その店舗周辺にはオフィスビルばっかりでおもちゃのニーズがないからです。
case1:池袋の特徴
ターゲット層はどこか
私のホームグラウンドである池袋を例で見てみましょう、池袋の特徴として次のようなことが挙げられます
・若者が多い(渋谷、新宿に比べると大学生よりかは高校、中学、小学生)
・ファミリー層が多い
・いろんなジャンルの漫画アニメファンが多い
・家電量販店がいっぱいある
さらに深掘りすると、池袋の漫画アニメファンの比率は圧倒的に女性の方が多いです!
休日には池袋アニメイトの周辺ではコスプレしている女性がたくさんいますし、公園の広場ではグッズの個人売買がされていたりと女性ファンの聖地といっても過言ではありません
他にアニメオタクがいっぱいいる地域といえば秋葉原を思い浮かべますよね?
逆に秋葉原は男性オタクの方が多いです
このことからせどりを絡めて地域分析すると、少し前にドンキホーテで「鬼滅の刃コラボ」が行われました。その際に池袋は即品切れレベルの勢いだったのに対して、秋葉原のドンキは発売1週間経ってるのにも関わらず大量の在庫を抱えていました。
メルカリでは税込550円のキーホルダーが倍の値段で転売されるくらいの需要はあったのになぜこんな在庫の格差が起こるのでしょう?
先ほど述べたように秋葉原は男性アニオタ、池袋は女性アニオタの比率が多く、作品的に鬼滅の刃は女性層ファンも多い故に池袋の店舗ではコラボグッズが即売れていたが、秋葉原では大量な在庫になってしまっているのである。
心理学の応用
また、池袋のドンキは駅から近いのに対して秋葉原のドンキは少し駅から歩きます。
こういう距離的な問題も消費者の行動心理に影響を与えます。
家の前のコンビニで売っているアイスを100円で買うか、自転車で10分ほどかかるところにあるスーパーで80円です、どっちで買いますか?と言われたら大多数が20円しか違わないなら面倒臭いからコンビニでいいやってなりますよね?
これがもし、もっと大きな条件だったらどうでしょう。
「自分は地方に住んでいて近くにドンキホーテがなくて限定コラボグッズが買えないッ!でも欲しい!」
そんな人がいたら値段が定価の倍だとしても買うんです。
自分が交通費かけて買いに行く手間を考えてもそれくらい払う価値があると思っているからです。ここでの需要と供給のパワーバランスは同じなのです
このことから、もし人気タイトルとのコラボがあった際、女性受けがいいタイトルとのタイアップがあった際には池袋は即売れしてしまうので秋葉原が狙い目かもしれないという作戦が立てられます。
最近の女性受けだと「ヒプノシスマイク」が熱いです!CDオリコンランキングにも毎回一桁台でランクインしてますし、アプリもう少ししたらリリースされますので正直なところ勢いは半端ないです!
アプリ開発に携わっているオルトプラスという会社の株の値動き激しくなっています
心理学的にも女性が好きなものに対する投資の仕方は男性とは違うため、もしヒプノシスマイクのコラボ商品が来た時の需要は計り知れないですね
case2:ドンキホーテ新座店の特徴
新宿、池袋など駅から近い店舗のドンキはあんまり利益の取れる商品がなさそうな印象を受けます
というのも、そもそも値引きPOPが少なかったり値引き率が少なくあんまり旨味が感じられないです
池袋などたくさんの人が行き来する場所だとお客もいっぱい出入りしますし値引きしなくても商品はバンバン売れますので在庫を抱える心配が少ないんです
実際に店舗に行ってみればわかります、外国人ばっかりです特に中国人、韓国人あたりが爆買いしてませんか?
逆に最寄駅から距離が遠かったり車で行かないと厳しいような立地にある店舗はかなり利益を取ることができる印象を受けます
その中でも埼玉のドンキホーテ新座 店は「驚安」商品の数が段違いで多かったです
おそらく、そこの店舗の立地的にあんまり客が来ないため在庫を抱えていて早く捌きたいのかな?って分析も出来ます
4日目の反省:モノレートの平均価格帯も見極める
本日は複数のトイザらスにてリングフィット、すみっこぐらしパソコンといった「お一人様一点限り」商品を中心に一日中ぐるぐるマラソンしました。
流石にリングフィットは2週目に来た際には売り切れていたが他の一点限りの利益商品でカバー
トイザらスはだいたい金曜日に入荷していることが多く、金曜日の朝一で出向けば在庫切れ商品も入荷している率は高い
よくオンラインストアの在庫を確認してから出向こうって情報を耳にするけど、在庫なし/入荷待ちって表記出てるのに実店舗の棚を見たらリングフィットあったので、お一人様一点限りの回転率の早い商品はオンラインストアでの在庫はあてになりません
※この日のモノレートのランキングに載るおもちゃ商品とかはだいたいトイザらスのセール品だった
全体の仕入れの反省で、購入時にはモノレートの波形もよく利益を取れる値段のため仕入れ行なったが、いざ発送してから倉庫に到着するまでの数日間で供給過多になり価格競争に巻き込まれ利益がトントンになることが多々あり。
しっかり仕入れの段階で平均価格も意識していこうと思う。粗利500円くらいは少し気をつける。